鉄は最も広範囲の用途において使用される金属です。錆びやすいという短所はありますが、塗装、メッキ、表面処理鋼板などでカバーできます。比較的加工しやすく入手しやすい金属で、材質の板厚の種類が豊富で薄板から数十ミリの厚板まであります。
デメリットとしてレーザー加工機特有の穴がテーパーになるので、厚板になるほど入口と出口の差が大きくなります。差を無くすためにドリル、リーマで対応する場合もあります。
タレパンに比べて熱による変形、ソリなどがでる恐れもあります。
レーザー加工できる主な鉄材(〜t12)
JIS記号 | 名称 | 定尺 | 特徴 |
---|---|---|---|
SS400 | 一般構造用圧延鋼材 | 3×6 4×8 |
|
SPCC | 冷間圧延鋼板 | 3×6 4×8 |
|
SPHC | 熱間圧延鋼板 | 3×6 4×8 |
|
SECC | 電気亜鉛メッキ鋼板 | 3×6 4×8 |
|
SGCC | 溶融亜鉛メッキ鋼板 | 3×6 4×8 |
|
※定尺サイズ:3×6(サブロク)914mm×1,829mm、4×8(シハチ)1,219mm×2,438mm
鉄の加工についてお気軽にご相談ください。