溶接は、板金加工、構造物の製作に必要不可欠な基盤技術です。あらゆる製造業においても活用されている先端技術だけでなく生活をささえる基本的な古くて新しい技術です。
溶接とは、2つ以上の部材を溶融・一体化させる作業で、部材を物理的に溶かすことで接合させます。母材を溶融する方法としては、熱、圧力などです。
手法としてTIG溶接、半自動溶接、スポット溶接などの溶接の種類があります。部材の鉄やステンレス、アルミニウムなどによっても必要な溶接技術が違ってきます。溶接は様々な組み合わせによって難易度が異なります。
精度の高い精密板金加工品には高い溶接技術が必要です。タケウチは、高い技術力で精密・高品質な製品を造ります。まずはご相談ください。
溶接加工の種類
半自動溶接
対応可能範囲:〜12mm
半自動溶接は一般的に最も使われる溶接方法です。
溶接ワイヤが通電によってアーク熱を発生させ、母材とワイヤを連続的に溶かし融合する溶接法です。1種類のワイヤで軟鋼・高張力鋼等の溶接が可能です。溶け込みが深く母材同士の融合が強い溶接です。アングルの架台等比較的板厚が厚い製品に用います。
TIG溶接
対応可能範囲:〜6mm
トーチの先端にタングステン合金を用い、シールドガスにアルゴンを用いた溶接です。あらゆる金属の溶接に適用できるので、鉄、ステンレス、アルミを主に溶接に使用します。電流の調整により薄板から厚板まで溶接します。作業には熟練が必要ですが、溶接後仕上がりの品質に優れています。
スポット溶接
対応可能範囲:〜6mm
抵抗溶接の一つで、上下の電極棒に電気を流し、その抵抗熱で板金を溶かし接合します。電気機器のパネルの接合に使われています。溶接時間が短くて生産性が高く、調整により薄板でも溶けて穴があくなどが無く、強度も確保できます。溶接ナットの取付にも使用します。
溶接加工についてお気軽にご相談ください。